キリスト教と日本の深層キリスト教と日本の深層
加藤信朗 監修
鶴岡賀雄・桑原直己・田畑邦治 編
A5判・並製・308頁・2200円(税別)(B078)
ISBN978-4-87232-078-7

日本の伝統とイエスの福音との関わりを探りつつ福音宣教の可能性を多角的な視野から検討する

寺田寅彦の災害論、そして親鸞、道元、柳宗悦、鈴木大拙らの思想、さらには源氏物語や宮澤賢治、和田三造という文学・絵画の芸術面から、日本人の自然観と宗教観を読み解き、キリスト教との接点を探る。

 

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★監修者紹介★
加藤信朗(かとう・しんろう)
1926年生まれ。首都大学東京名誉教授。聖心女子大学キリスト教文化研究所所員。専攻はギリシア哲学、教父哲学。主著『初期プラトン哲学』『ギリシャ哲学史』(共に東京大学出版会)、『アウグスティヌス「告白録」講義』(知泉書館)。監修・共著『キリスト教をめぐる近代日本の諸相――響鳴と反撥』(オリエンス宗教研究所)他。

 目 次


序論 自然の内に生きる――日本的神秘主義の原郷を探ねて(加藤信朗=首都大学東京名誉教授)

Ⅰ 総 論――日本人と宗教
  第1章 日本人の自然観と神仏(竹内整一=鎌倉女子大学教授)
  第2章 日本的霊性の根本的特徴(岩田靖夫=東北大学名誉教授)
  第3章 「日本人とキリスト教」の問題系に向けて――柳宗悦の宗教観(鶴岡賀雄=東京大学教授)

Ⅱ 福音宣教の土壌としての日本
  第4章 A・ヴァリニャーノの適応主義と『日本のカテキズモ』(桑原直己=筑波大学教授)
  第5章 キリシタン版『ひですの経』の「アニマ」論が意味するもの(折井善果=慶應義塾大学専任講師)
  第6章 小崎弘道の「国家主義的」キリスト教(坂井悠佳=横浜共立学園中学校高等学校教諭)
  第7章 新井奥邃の人生遍歴と生活思想――儒学とキリスト教信仰との連動性の体現(阿部仲麻呂=日本カトリック神学会評議員)
  第8章 禅とキリスト教神秘主義――鈴木大拙の解釈を中心に(蓮沼直應=筑波大学大学院)

Ⅲ 日本文化の深層とキリスト教
  第9章 無名の霊性――源氏物語における人間理解と宗教(田畑邦治=白百合女子大学教授)
  第10章 パウロと親鸞の霊性(高山貞美=上智大学准教授)
  第11章 日本人とキリスト教美術――和田三造のイエス画伝を中心に(保坂ひろみ=白百合女子大学講師)
  第12章 宮澤賢治における仏教とキリスト教(宮澤健太郎=白百合女子大学教授)
  第13章 祖先崇拝とキリスト教(ムケンゲシャイ・マタタ=オリエンス宗教研究所所長)

  監修者あとがき
  執筆者紹介

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