絵画、作曲、翻訳、そして童話の創作
幅広い分野で知られる著者が解き明かす
神の子イエス・キリストの「永遠の命」
佐久間彪神父・説教集
佐久間 彪(さくま・たけし)
カトリック東京教区司祭、白百合女子大学名誉教授。1928年、東京生まれ。上智大学大学院、フランクフルト・ザンクト・ゲオルゲン大学神学部を経て、アーヘンで司祭叙階、同教区で司牧後帰国。主任司祭、典礼委員会委員などを歴任。著書、翻訳書、絵本関係の文、詩など多数。典礼聖歌「マリアさまのこころ」をはじめ、作詞や作曲でも親しまれている。〔最新刊刊行当時〕
「復活」「再臨」「神の経綸」「神の国」などの意味を、わかりやすい言葉で説明しながら、神のご計画の中に秘められた深い喜びとおどろきを伝えます。著者は、第二バチカン公会議後のミサ典礼書の国語化で、実際の翻訳作業に従事、典礼聖歌「マリアさまのこころ」の作詞・作曲者。
目 次
序にかえて
一 聖書の知恵、仏典の般若
二 「この小さい者の一人」とは
三 神の本性にあずかること
四 神の家に住む
五 神の世界、私たちの世界
六 神を知る、というサイエンス
七 生命への畏敬
八 神への憧れ
九 回心とは
十 異邦人を照らす光
十一 神の経綸と福音
十二 私たちも、また、キリスト
十三 どんな愛も、もとは神から
十四 洗礼、契約のしるし
十五 私たちは皆、神の子
十六 主の再臨
十七 永遠の命
十八 永遠のご計画の成就を信じ通す
十九 なぜ、十字架に
二十 神の子になるということ