書籍詳細book detail
「真の喜び」に出会った人々 菊地 功 著
困難の中で喜びに輝く、忘れがたき友。８年間滞在したアフリカで、また世界各地での、地の塩、世の光である人々の姿。バチカンに本部がある国際カリタス（Caritas Internationalis）総裁に選出された東京大司教の原点とも言える出会いの数々。
著者の紹介
菊地 功（きくち・いさお）
東京大司教、日本カトリック司教協議会会長、アジア司教協議会連盟（FABC）事務局長、国際カリタス（Caritas Internationalis）総裁。1958年、岩手県宮古市生まれ。1986年、南山大学神学修士。同年、司祭叙階（神言修道会）。2004年、司教叙階。新潟教区司教、カリタスジャパン担当司教等を歴任。2017年10月25日、カトリック東京大司教区教区長・大司教に任命される。主な著作に『開発・発展・MDGsと日本――2015年への約束』『カリタスジャパンと世界――武力なき国際ネットワーク構築のために』（ともにサンパウロ）などがある。
内容の紹介
アフリカに宣教師として長期にわたって赴任し、またカリタスジャパンの担当者としても、数多くの人々と出会った忘れがたき日々。「ルワンダ虐殺」の発生によって派遣された難民キャンプをはじめ、世界各地の支援に奔走した著者と各地の人々との友情を描き出す。 2023年にはバチカンに本部がある国際カリタス（Caritas Internationalis）総裁に選出。日本を代表する聖職者の一人として、多忙を極める菊地大司教の人生を変えた恵みの日々を赤裸々に綴る。
目次
１ 教会がないと生きていけない？
２ 殉教者が示す人間としての生き方
３ 友のために生命を捨てる
４ 私の大切な友人
５ 心を背けて生きていけない
６ 自分の時間を犠牲にして
７ 喜びの光をもたらす人
８ 笑顔で皆を引っ張る人
９ みことばが実現可能であると証明した人
10 人生の奇跡を見た人
11 平和を実現する人
あとがき
