虹の生まれるところ 有沢 螢 著
運命を受け入れ、新しい命に生きる歌人が綴る神とともに歩んだ心の軌跡。
商品番号:111-1
ISBN978-4-87232-111-1
B6判・並製
2020年 初版発行
定価: 1,540円(税込)
著者の紹介
有沢 螢(ありさわ・ほたる)
歌人。1949年、東京都生まれ。6歳より作歌。聖心女子大学を経て、1976年、早稲田大学大学院文学研究科日本文学修士課程修了。「短歌人」同人。現代歌人協会会員。歌集『致死量の芥子』『朱を奪ふ』『ありすの杜へ』(以上、砂子屋書房)、『シジフォスの日日』(短歌研究社)他。〔最新刊刊行当時〕
内容の紹介
四季折々の追憶、遠藤周作や須賀敦子らとの日々、そして数々の本との出会い――レインボーブリッジを見渡せる病床で綴られた随想を短歌とともに贈る珠玉のエッセイ集。
※長崎新聞2020年9月7日付「『短歌と生きる』歌人 有沢蛍さん」の記事で本書が紹介されました。
以下のメディアで紹介されました
●読売新聞(2020年11月6日付)「詠んで生きる<2>延命より人生の満足度」に、有沢蛍著『虹の生まれるところ』が紹介されました。
●長崎新聞(2020年9月7日付)「『短歌と生きる』歌人 有沢蛍さん」の記事で本書が紹介されました。
目次
T レインボーブリッジ
1 橙の色
2 春の湖
3 雛の顔
4 四月の旅
5 祈りの薔薇
6 水無月の夢
7 シジフォスの神話
8 月の兎
9 ぶどう園
10 古典の日
11 生まれてバンザイ
U 忘れえぬ人々
12 返されし命
13 春の坂道
14 間違い電話
15 桜ばな
16 木に登ったザアカイ
17 棘のいろいろ
18 希望の光
19 枝豆と罪人
20 天に還ったひばり
21 ぜんぶよろしく
22 クリスマスイブ
V 記憶の図書館から
23 『さざなみのよる』
24 『愛の妖精』
25 『きもの』
26 『すらすら読める徒然草』
27 『青少年のための小説入門』
28 『文学はおいしい。』
29 『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』
30 『宇宙からの帰還』
31 『額田女王』
32 『氷点』
33 『飛ぶ教室』
あとがき