1匹のネコと1人の司祭をめぐる物語。子どもたちに向かって、「おいのり」の意味を語りかけ、「教会って何だろう」と問いかける。
比企潔(ひき・きよし)
1965年生まれ。1994年、上智大学大学院神学研究科修士課程修了。
著書に『はじめてのごせいたい』(オリエンス宗教研究所)、『ヨシュアのクリスマス』、『すわって ふっと ふりかえる』(共に女子パウロ会)がある。〔最新刊刊行当時〕
「わたしのニャまえは、ミーというのですニャ」
「ミーは教会がぬくぬくしているわけがわかりましたにゃ」 (本文より)。
“教会ってなんだろう?”と、いつも考えている神父さんのもとにあらわれた一匹の不思議な子ネコ。その子ネコとの関わりを通して、教会の使命や役割が明らかになっていきます。いつまでも心に残る子どもとおとなのための小さな物語です。(本文ルビ付き・イラストカラー刷り)
この本を手にしたみなさんへ
1 教会って、なんだろう?
2 神さまが集めてくださったんだ
3 大きくても、小さくても……
4 人と人をつなぐしごと
5 おいのり、というしごと
6 教会を結ぶ、というしごと
7 「ぬくぬく」はきっと伝わる
8 みんなの心に「ぬくぬく」をください
9 「ぬくぬく」をうばうことば
10 「ぬくぬく」はいのちを満たす
11 真ん中にイエスさま
おわりに
「ぬくぬく」をもちよって:子ねこ
(本文より)