長年、宗教科を担当してきた著者が、神さまの愛をミサを通して子どもたちに伝えていきたいと願うすべてのおとなたちへ贈る。価値観の多様化の中で信仰教育に悩める親たちへのメッセージ。
景山あき子(かげやま・あきこ)
援助修道会会員。一貫して子どもの信仰教育の研究・実践にあたり、日本カトリック信仰教育委員会秘書在職中には「子どもとともにささげるミサ」の日本語式文の作成に携わる。聖ヨゼフ学園小学校などで宗教科を担当。また執筆・講演活動とともに「子どもの信仰教育ネットワーク」代表も務める。〔最新刊刊行当時〕
子どもたちが主の食卓を囲む喜びを分かち合い、信仰体験を深めて教会共同体の一員として成長し、キリストによる平和と一致をつくっていけるように――ミサを通して神さまの愛を子どもたちに伝えていきたいと願うすべてのおとなたちへ。さまざまな可能性を指し示す、子どもとミサに関する基本文書「子どもとともにささげるミサの指針」を全文収録。
T ミ サ――愛と平和を受け取る集い
1 子どもたちが参加できるミサを
2 毎日神さまと一緒
3 信じる者の集まりとしてのミサ
4 やさしさの漂っているミサ
5 ミサは分かち合い
U 子どもとミサに参加して
6 開祭から回心の祈リヘ
7 みことばは伝わっていますか?
8 「静かな見物人」にしないために
9 クリスマスをお祝いするミサ
10 子どもとおとな、みんなが一緒に
V 教会学校、あれこれくふう
11 名前をちゃんと呼びましよう
12 「主よ、私はここにおります」
13 「人間らしい良さ」の教育
14 教会用語、こう教えてみては?
15 聖書の場面をイメージしましょう
16 ミサのときに見ている色は?
W イエスさまを忘れないために
17 ミサを嫌がる子ども
18 ミサの流れを大切に
19 イエスさまが呼んでいます
20 会衆席に子どもがいない
21 ミサ中のテキスト使用について
22 「指針」を読んで、さらにくふうを
付録――子どもとともにささげるミサの指針
あとがき