聖木曜日・聖金曜日・復活徹夜祭の典礼に参加する会衆のために豊富な解説を掲載。2022年11月から実施された「新しいミサの式次第」による改訂に対応しています。2024年度分は完売いたしました。次年度分は2025年1月の刊行予定です。
商品番号: ST−SA
ISBN:『聖書と典礼』の別冊のため、書店では取り扱っておりません。当研究所へ直接、お早めにご注文くださいますようお願いいたします。
A5判・80頁
定価: 220円(税込)
オリエンス宗教研究所 編
『聖書と典礼』の別冊として脚注部に理解を深める解説を掲載。聖木曜日・聖金曜日・復活徹夜祭の典礼に参加する会衆のための冊子です。2022年11月27日から実施されている、新しい式文によるミサの式次第に対応しています。
はじめて復活祭に参加される方へのプレゼントや、教会常備用としても好評です。
聖週間と主の過越の聖なる三日間
神の国の訪れを、ことばと行動をもって現されたイエス・キリストは、受難と死を通して復活の栄光に移られました。これを「主の過越」と言います。そして、旧約の「過越祭」に代わって、新約の民キリスト者にとっては、「主の過越」を記念する祭りが年に一度、最も盛大に祝われる祭りになりました。これが復活祭(主の復活の主日)です。この祭りは本来、受難・死・復活という主の過越の出来事全体を記念するものです。当初は、復活の主日とその前日の典礼で行われていたようですが、やがて四世紀の後半からは、できるだけ出来事の経過に忠実に祝おうということから、まず「主の過越の聖なる三日間」が重要なものになり、やがて復活の主日の前の主日(受難の主日)からの一週間全体が「聖週間」として大切にされるようになりました。(本文・解説より)
正誤表