神の呼びかけに気づき、喜びに満たされるために――祈りの中で培われた聖書の読み方
橋重幸(たかはし・しげゆき)
厳律シトー会(トラピスト)司祭。1932年東京生まれ。カトリック本所教会にて受洗。1948年入会。1956年盛式誓願宣立。同年〜1964年ローマ留学、グレゴリアン大学、教皇庁立聖書研究所で神学と聖書学の修士号を取得。『聖書 新共同訳』(日本聖書協会)の翻訳と編集に従事。著書に『主日の聖書』(オリエンス宗教研究所)、共著に『人生をやわらかに生きる対話』(青萌堂)などがある。〔最新刊刊行当時〕
『聖書 新共同訳』や典礼で使われる『詩編』の翻訳にも携わった厳律シトー会(トラピスト)司祭が、長年の観想生活をもとに聖書の読み方を紹介。人と神とのかかわりを探るなかで神の呼びかけに気づき、喜びに満たされるよう読者を招く。
T 聖書を味わうために
1 神のことばと祈り
2 神のことばとイエス
3 聖書の読み方
4 聖書をともに読む――聖書研究会の進め方
5 聖書に参加する
U 神と人間の交流
1 座る人間
2 家
3 歩く人間
4 道
5 イエスと方向線
6 イエスの歩み
7 立つ人間
8 立ち上がる――復活
V 神の民の賛美
1 神の民の祝祭
2 なぜ賛美するのか
3 神の前に立つ人
引用文献
あとがき