主日の聖書を読む(B年) ●典礼暦に沿って 和田幹男 著
マルコの福音が読まれるB年のポイントを見開きで簡潔に解説――キリスト者の生活の中心である主日のミサの準備に
商品番号: 101-2
ISBN978-4-87232-101-2
B6判・並製・184頁
2017年 初版発行
定価: 1,430円(税込)
著者の紹介
和田 幹男(わだ・みきお)
カトリック大阪教区司祭。1938年、神戸市生まれ。1963年、上智大学大学院哲学研究科修士課程修了。1967年、教皇庁立ウルバノ大学神学部博士課程修了。1971年、教皇庁立聖書学研究所聖書研究学部修士課程修了。『聖書
新共同訳』翻訳・編集委員、英知大学大学院教授、同志社大学神学部非常勤講師、ノートルダム清心女子大学大学院非常勤講師、毎日文化センター講師などを歴任。現在は日本カトリック神学院聖書学担当。著書に『主日の聖書を読む●典礼暦に沿って
A年・B年・C年(全3冊)』(オリエンス宗教研究所)、『私たちにとって聖書とは何なのか』『聖書Q&A(旧約編/新約編)』『聖書年表・聖書地図』『聖パウロ――その心の遍歴』(すべて女子パウロ会)、『死海文書
聖書誕生の謎』(KK ベストセラーズ)他多数。〔最新刊刊行当時〕
<同シリーズの著書>
主日の聖書を読む(A年)
主日の聖書を読む(C年)
2020年11月6日、カトリック大阪教区の和田幹男神父様が、日本聖書協会主催の第31回聖書事業功労賞を受賞されました。(2020年11月15日付カトリック新聞に掲載)
内容の紹介
『聖書 新共同訳』(日本聖書協会)にも関わった聖書学の権威者として日本のカトリック教会を代表する著者が、B年の典礼暦に沿った主日のミサの朗読箇所を理解するためのポイントを簡潔に示す。教皇庁の聖書研究所で学んだ長年の研究に基づき、遺物が示すシンボルの意味もコラム欄で紹介。マルコを中心とした主日のミサに生き生きと与るためのヒントと、信仰生活を豊かにするための知識が織り込まれた珠玉の内容で構成されている。
目次
凡 例
待降節・降誕節
待降節第一主日
待降節第二主日
待降節第三主日
待降節第四主日
主の降誕(夜半のミサ)
主の降誕(日中のミサ)
【コラム】1 ●ドミティルラの石棺
聖家族
神の母聖マリア (1月1日)
主の公現
主の洗礼
年 間
年間第二主日
年間第三主日
【コラム】2 ●石柱石棺の断片
年間第四主日
年間第五主日
年間第六主日
年間第七主日
【コラム】3 ●古代キリスト教におけるシンボル
年間第八主日
年間第九主日
四旬節
灰の水曜日
四旬節第1主日
四旬節第2主日
四旬節第3主日
【コラム】4 ●縛られのイサク
四旬節第4主日
四旬節第5主日
受難の主日
復活節
復活の主日
復活節第二主日
復活節第三主日
【コラム】 5 ●聖ヘレナ石棺
復活節第四主日
復活節第五主日
復活節第六主日
主の昇天
聖霊降臨の主日
年 間
三位一体の主日
キリストの聖体
【コラム】6 ●コンスタンティニアーナの石棺
年間第十主日
年間第十一主日
年間第十二主日
年間第十三主日
年間第十四主日
【コラム】7 ●愛読されたダニエル書
年間第十五主日
年間第十六主日
年間第十七主日
年間第十八主日
年間第十九主日
【コラム】8 ●ユダヤ戦争とユダヤ教のシンボル
年間第二十主日
年間第二十一主日
年間第二十二主日
年間第二十三主日
年間第二十四主日
年間第二十五主日
【コラム】9 ●ローマにおける聖人崇敬
年間第二十六主日
年間第二十七主日
年間第二十八主日
年間第二十九主日
年間第三十主日
【コラム】10 ●ローマにおける聖母崇敬 @
年間第三十一主日
年間第三十二主日
年間第三十三主日
王であるキリスト
祝祭日
主の奉献(2月2日)
洗礼者ヨハネの誕生(6月24日)
【コラム】11 ●ローマにおける聖母崇敬 A
主の変容(8月6日)
聖母の被昇天(8月15日)
十字架称賛(9月14日)
諸聖人(11月1日)
死者の日(11月2日)
ラテラン教会の献堂(11月9日)
あとがき