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月刊 福音宣教

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●2026年 1月号 月間テーマ 使徒的勧告『福音宣教』50周年

巻頭特別企画

◆「霊における会話」ファシリテーションの方法を学ぶ
シノドスのこれまでと、これから(1)――「教会総会」に向けて  菊地 功
(東京大司教・枢機卿)
 
「シノドス事務局は最終的に教皇様の裁可を得て、三月一五日、書簡を発表しました。そこには、二〇二八年一〇月の「教会総会」の開催の決定について記されています。教会総会に向けて、今年から二〇二八年の一〇月までの間、それぞれの教区、それぞれの国、司教協議会、それからそれぞれの大陸で、どのようにこれから話し合いを進め、意見を上げていくのかということについてのロードマップもそこに示されています」(本文より)
フォーラム

◆第16回シノドスにおける変容(3) ジャン=クロード・オロリッシュ(ルクセンブルグ大司教、枢機卿)
 「私は日本にいた最後の四年間、副学長と国際交流担当理事でしたが、着任した当初、本当に会議ばかりということに驚きました。もう朝から晩まで会議でした。でも、決めてから後はみんな賛成し、うまくいきます。それは日本の社会の大きいプラス面です。ですから多分シノダリティはすんなりと実現できると思います。でも、同時に危険もあります」(本文より)
◆現代の「神の民」に連なって(2)――基地の街横須賀で学び考えたこと  浜崎眞実(横浜教区司祭・那覇教区派遣)
 「弁護団の共同代表の徳田靖之弁護士は、『ここにはお坊さんや牧師、神父など宗教者がたくさん来ているようです。宗教者の皆さん、お寺や教会でお説教するだけではなく、現場に出かけ裁判での原告の声に耳を傾けてください』と檄を飛ばされました。司祭として駆け出しの私は、それ以来裁判の傍聴に熊本まで何度も身体を運び、療養所を訪ねたりしました」(本文より)
月間テーマ 使徒的勧告『福音宣教』50周年

◆聖パウロ6世教皇の使徒的勧告『福音宣教』を読む――現代の教会への呼びかけ  田中 昇(東京教区司祭、日本カトリック神学院講師)
◆現代の宣教司牧実践への問いかけ  レナト・フィリピーニ(聖ザベリオ宣教会会員、福岡教区宣教養成センター長)
連 載

◆見失われた羊に寄りそって 12 共依存のわなから抜け出す  英 隆一朗(イエズス会司祭)
◆悲嘆とともに生きる――上智大学グリーフケア研究所に集う人びとと 1  柿森千草(上智大学グリーフケア研究所客員研究員、聖路加国際病院〈東京〉相談員)
 「亡くなられる前、『私の生涯がもし柿森さんの役に少しでも立てたんだったら。意味がなかったわけじゃない』とつぶやかれたのを耳にした時には驚きましたが、今では大変ありがたいことだったと受け取っています。面談で出会う方々が、時には嘆き、もがきながら、悲嘆や苦悩を持ちながらも今ここにおられる。話をうかがう時、相手の方に敬意を抱かされます」(本文より)
◆京・江戸・博多、そして巴里  45 存立危機事態をめぐる日中関係の危機?  南野 森(憲法学者・九州大学教授)
◆旧約聖書における共存と共生 1
 「わたしは弟の番人でしょうか」――カインとアベル(創世記4章) 魯 恩碩
(国際基督教大学教授)
 「ここでイエスに霊が降るのは、人類の贖い主としての役割がイエスに与えられたという宣言を意味する。事実、聖書で神または天から霊が降るのは、神が人を聖別し特別な使命のために遣わすときなどである。だから、マタイ福音においてのみ三人称『これはわたしの愛する子……』(マルコ、ルカは二人称「あなた」)が使われており、それは天からの神の声を読者への公の宣言とするためである」(本文より)
◆ペラギウス派と古代東方神学――具体的自由としての恩恵 12
  史料問題と東方的パイデイア思想  山田 望
(南山大学教授)
-
◆主日の福音を通してみことばを生きる 2 A年
 神の母聖マリア(降誕の八日目)~年間第3主日  山下 敦
(大分教区司祭)
◆ヘブライの言葉、イスラエルの物語(続編) 第12回 「長寿」という伝説  高橋洋成
(セム語〈ヘブライ語〉学者)
新年に寄せて

◆福音宣教に協力しましょう  カブンディ・オノレ(オリエンス宗教研究所所長)

◆つうしん


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●2026年 2月号 月間テーマ シノドス特別チーム

巻頭特別企画

◆「霊における会話」ファシリテーションの方法を学ぶ(2)
シノドスのこれまでと、これから(2)――教会改革としてのシノドスの歩みと、教会総会  菊地 功
(東京大司教・枢機卿)

フォーラム

◆インタビュー 未来へとつなげる組織編成  成井大介(神言修道会会員、新潟教区司教)
月間テーマ シノドス特別チーム

◆インタビュー 自分たちで見出すチャレンジへ  小西広志(フランシスコ会司祭、シノドス特別チームメンバー)
◆シノドスでの体験、そしてこれから  高山 徹(大阪高松教区司祭、シノドス特別チームメンバー)
 
「アジア大陸別シノドス初日、私はとにかく圧倒されていました。先述の青年司牧に関する発表の際はオンラインでのみ拝見したバンコクの会場に、自分も立っていることが現実のことのように思われませんでした。祈りや基調講演が終わり、小グループのセッション(霊における会話)が始まりました」(本文より)
◆シノドスが私に問いかける「ともに歩む」という生き方  辻 明美(一般社団法人JLMM職員、カリタスジャパン緊急対応支援チーム事務局、特定非営利活動法人「友愛会」非常勤)
連 載

◆見失われた羊に寄りそって 13 転移からいやしへ  英 隆一朗(イエズス会司祭)
◆京・江戸・博多、そして巴里  46 憲法9条――規範と現実のずれ?  南野 森(憲法学者・九州大学教授)
 「では政府は9条をどう解釈しているのだろうか。『法解釈として、絶品のアート』(安念潤司)との評価もあるそれは、まず、1項で放棄したのは侵略戦争のみで自衛戦争は放棄していない(限定放棄説)としたうえで、しかし、2項前段では侵略目的の戦力のみならず一切の戦力の不保持が定められている(全面不保持説)、とする。1項については、一切の戦争を放棄したとする全面放棄説も学説では有力であるが、基本的にはこの政府解釈は学界の通説的見解と一致している」(本文より)
◆風よ! 炎よ! 私にことばを! 43 モーセの視力  久保文彦(本誌企画委員)
◆悲嘆とともに生きる――上智大学グリーフケア研究所に集う人びとと 2  櫻井唯乃(上智大学グリーフケア研究所プロジェクト・リサーチアシスタント、日本音楽療法学会認定音楽療法士、専門スピリチュアルケア師)
 「私たちが目指すケアは、私がその方と一緒にいることで何が起きるかということ。だから自分自身を知ることが大事。スピリチュアルケアは、何もできないときや解決できない問いを突きつけられたとき、どう私たちが『ともにある』かが問われます」(本文より)
◆旧約聖書における共存と共生 2
 抱擁の瞬間――ヤコブとエサウが教える和解の奇跡(創世記25‐33章)  魯 恩碩
(国際基督教大学教授)
◆ペラギウス派と古代東方神学――具体的自由としての恩恵 13
  パイデイア(神的教育)思想の系譜と「アダムの範例」  山田 望
(南山大学教授)
-
◆主日の福音を通してみことばを生きる 3 A年
  年間第4主日~四旬節第1主日  山下 敦
(大分教区司祭)
 
「まず、何よりも『塩に塩気がなくなる』とか『塩に塩味を付ける』の表現は現代人にはピンとこない。ここで言われている塩とは、今の塩とは違い、不純物を多く含む岩塩のことと考えられている。現代の精製塩よりもかなり粗塩であり死海からは非常に多く供給された」(本文より)
◆ヘブライの言葉、イスラエルの物語(続編) 第13回 「神の名」という明かし  高橋洋成(セム語〈ヘブライ語〉学者)

◆つうしん


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●2026年 3月号 月間テーマ 使徒的勧告『福音宣教』50周年(2)――宣教師に聞く

巻頭特別企画

◆「霊における会話」ファシリテーションの方法を学ぶ(3)
  ――シノドスとは何だったか、何か、何のためか(1)  弘田しずえ
(べリス・メルセス会、タリタ・クム日本運営委員長、カトリック正義と平和協議会専門委員)

 「今ではバチカンで働く職員のうち四人に一人が女性です。中には要職に就いている方もいる状態です。バチカン美術館の館長も女性です。そして今回のシノドスにおいては、五四名の女性、司祭でない男性も発言権、投票権を持っています」(本文より)
フォーラム

◆使徒憲章『福音を宣べ伝えなさい Praedicate Evangelium』を読む  田中 昇(東京教区司祭、日本カトリック神学院講師)
 「教皇フランシスコは、本使徒憲章の序文において次のように要約している。『ローマ教皇庁の改革は、内部の改革から起こるときにこそ現実のものとなる。この内部改革に伴い、私たちは善きサマリア人の説話に表現された「公会議的精神のパラダイム」を築くのである』」(本文より)

月間テーマ 使徒的勧告『福音宣教』50周年(2)――宣教師に聞く

◆人々を支え、そして頼る トーマス・テハン(聖コロンバン会会員)
◆キリストのように優しく ライア・フランシス(メリノール会会員)
◆友達になり、同じものを背負い、証しする 御前ザビエル(ラ・サール兄弟会、福音の小さい兄弟会を経て、さいたま教区司祭)
 「私はそれまで学校で教師をしていましたが、この養成期間を使って社会の中での職業生活を体験しようと思っていました。それで、パリに行ってシトロエンという自動車メーカーの工場で仕事をしました。きつい労働の体験をしたかったのです。まだ司祭になっていなかったのですが、労働司祭がやっていることと同じことを体験したいと思いました」(本文より)

連 載

◆風よ! 炎よ! 私にことばを! 44 現代における神学  伊能哲大(本誌企画委員)
◆見失われた羊に寄りそって 14 命をかける羊飼いの使命  英 隆一朗(イエズス会司祭)
◆京・江戸・博多、そして巴里 47 解散そして総選挙  南野 森(憲法学者・九州大学教授)
◆悲嘆とともに生きる――上智大学グリーフケア研究所に集う人びとと 3  メランベルジェ・愛・エメ(上智大学外国学部特別研究員、専門スピリチュアルケア師)
◆旧約聖書における共存と共生 3 絶望という「黒い糸」で神は何を編むのか
  ――宰相ヨセフ、仮面が涙で溶けるとき(創世記37章・42‐50章)  魯 恩碩
(国際基督教大学教授)
◆ペラギウス派と古代東方神学――具体的自由としての恩恵 14
  ペラギウス文書における「キリストの模範」  山田 望
(南山大学教授)

◆主日の福音を通してみことばを生きる 4 A年
  四旬節第2主日~受難の主日(枝の主日)  山下 敦
(大分教区司祭)

◆ヘブライの言葉、イスラエルの物語(続編) 第14回 「初子」という贖い  高橋洋成(セム語〈ヘブライ語〉学者)
 「神のものとなったレビ人は『神に仕える仕事』をする定めとなった。祭司職をはじめとする聖所や神殿に関する仕事である。当時の聖所や神殿は、祭儀を行う場というだけではなく、規定で集められた献げ物を公共の物資として配分する場でもあった。つまり『役所』を兼ねていたのであり、レビ人は言わば代々の『公務員』であった」(本文より)
◆この一冊 『シノドス流の教会――交わり、参加、宣教』  編集部

◆つうしん


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●2026年 4月号 幼い命と母を守る

巻頭特別企画

◆「霊における会話」ファシリテーションの方法を学ぶ(4)
 シノドスとは何だったか、何か、何のためか(2)   弘田しずえ
(べリス・メルセス会、タリタ・クム日本運営委員長、カトリック正義と平和協議会専門委員)
フォーラム

◆駐日教皇大使から外国人宣教師へのメッセージ
 フランシスコ・エスカランテ・モリーナ
(グラティアナ名義大司教・駐日ローマ教皇大使)
 「聖パウロ六世も『福音宣教』の中でこう言われています。『現代人は教師よりも証人に耳を傾ける。教師に耳を傾けるとすれば、それは彼らが証人であるからだ』。したがって、私たちのキリスト者としての証しを育て、言葉だけでなく、存在そのものが福音を雄弁に語る者となりましょう」(本文より)
世のメタファーを読む

◆二重構造におけるエデンの園で  濱田欧太郎
(フランシスコ会士)
月間テーマ 幼い命と母を守る

◆すべてのいのちが守られるために――賛育会「赤ちゃんのいのちを守るプロジェクト」
 大江 浩
(社会福祉法人賛育会「赤ちゃんのいのちを守るプロジェクト」事務局長)
 
「本プロジェクトは三事業から成り、二〇二四年七月に始めた『妊娠したかもSOS』(夜間の匿名相談)に続いて、二〇二五年三月末に、病院が『内密出産』と『BB』(通称「ベビーバスケット」/匿名の預け入れ)を開始しました。『内密出産』は、病院の一部の職員にのみ個人情報を明かして出産することを意味し、BBを回避するためのもう一つの選択肢でもあります。BBは、特別な事情で赤ちゃんを養育できない母にとって、赤ちゃんの遺棄などにつながる事態を防ぐ、緊急かつ最終的な手段です」(本文より)
◆母親たちを支える産後ドゥーラを全国に  井上昌子
(保育士・幼稚園教諭を経て、2020年、一般社団法人ドゥーラ協会認定産後ドゥーラとして活動開始)
 
「産後ドゥーラの目指すキャッチフレーズは、『産前産後の母親に寄り添い支える人。母親が安心できる環境をつくり、愛情と優しさを持って、母子共にすくすく育つ世の中に』です。産前産後は本当に過酷な日々が続きます。男性の方には分からないと思うのですが、臨月の時には、女性ホルモンの変化により、不安が募り不眠になることもあります」(本文より)
連 載

◆見失われた羊に寄りそって 15 イエスを愛するかどうか  英 隆一朗
(イエズス会司祭)
◆京・江戸・博多、そして巴里 48 総選挙そして改憲論  南野 森(憲法学者・九州大学教授)
◆悲嘆とともに生きる――上智大学グリーフケア研究所に集う人びとと 4  福村文生(専門スピリチュアルケア師)
 「一段落した時、これからどうやって生きていったらいいのか、壮大なる難問にぶつかるわけですよ。やはり、先達の経験をお聴きするのが一番と思って。たまたま目にした新聞記事に、ある遺族会が紹介されていましたが、結局遺族会には行けませんでした。職場に奥さんを亡くされた同僚が二人いて、居酒屋で部屋を借りて、『どういうふうに乗り越えたんですか』って話をしたんですね」(本文より)
◆ペラギウス派と古代東方神学――具体的自由としての恩恵 15
 東方神学のさらなる概念構成と伝承経路  山田 望
(南山大学教授)
◆旧約聖書における共存と共生 4 名を消し、愛を刻む
 ――モーセとアロン、シナイの風が繋いだ二つの不完全な器  魯 恩碩
(国際基督教大学教授)
◆主日の福音を通してみことばを生きる 5 A年
 復活の聖なる徹夜祭~復活節第4主日  山下 敦
(大分教区司祭)

◆ヘブライの言葉、キリストの物語(続編) 第15回 「モーセ」という憐情  高橋洋成
(セム語〈ヘブライ語〉学者)
◆つうしん


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●2026年 5月号 希望の大巡礼

巻頭特別企画

◆「霊における会話」ファシリテーションの方法を学ぶ(5)
 シノダリティにおけるファシリテーションの意味(1)――シノダリティの理解を深める  小西広志
(フランシスコ会会員。日本カトリック司教協議会シノドス特別チームメンバー。瀬田教会主任司祭)
 
「『シノダリティ』という言葉のもとになったのは、『シノドス』というギリシア語です。これは『ともに』を表す『シン』と『道』を表す『オドス』から成り立っています。三位一体の神さまが教会に与えてくださった教会の特性です。教会は本来から『シノドス的』な特性を備えた教会なのです。古代の教会では、この特性に基づいて様々な会議を開催しました」(本文より)
フォーラム

◆賛育会「赤ちゃんのいのちを守るプロジェクト」
 ――すべてのいのちが守られるために(2)  大江 浩
(社会福祉法人賛育会「赤ちゃんのいのちを守るプロジェクト」事務局長)
月間テーマ 希望の大巡礼

◆「希望の大巡礼」、そのプログラム、心を打った言葉  グロリア・エンシソ・アルダナ
(マリア布教修道女会会員)
◆アジア宣教大会に参加して  森山信三(大分教区司教)
 
「両親は彼が仏教の僧になることを望みますが、ブータンにはふさわしい教育をする学校がないため、彼をインドのカトリック学校で学ばせます。そこで彼はキリスト教に出会い洗礼を受け、将来の道を捜し始めます。そして歩むべき真の道であるというしるしが与えられるよう日々祈りをささげます。その時は劇的に訪れます。ある日インドに向かう飛行機の中で、隣に座っていたのが何とマザーテレサだったのです」(本文より)
◆「主よ、あなたはどこにおられますか?」  大口暖翔
(大分教区信徒)
「未来は確定されておらず、挑戦するにはとても勇気の必要なことです。大きな挑戦であればなおさら不安を感じるでしょう。私は、高校を卒業した時、同じ高校から私と同じ大学に行く人はいませんでした。仲間作りや生活を新たに一から始めました。しかし、(タグレ枢機卿は)未来は単なる未知のものではなく、『神がすでに待っておられる場所』であると語られました」(本文より)
連 載

◆見失われた羊に寄りそって 16 配慮から交わりへ  英 隆一朗(イエズス会司祭)
◆京・江戸・博多、そして巴里 49 教会・平和・憲法、そして国際法  南野 森(憲法学者・九州大学教授)
 「私には国際法は必要ない――トランプ大統領の言である。スピード違反を繰り返すドライバーが『私には道路交通法は必要ない』と言ったり、窃盗や暴行を繰り返す荒くれ者が『自分には刑法は必要ない』と言ったところで、まともな世の中では通用するはずもないが、国際社会では、残念ながら勝手が違う」(本文より)
◆悲嘆とともに生きる――上智大学グリーフケア研究所に集う人びとと 5  中土美砂(犯罪被害相談員、公認心理士、専門スピリチュアルケア師)
「ご主人に先立たれ、一人息子で本当に大事にしていた息子さんを、大学入学直後に理不尽に奪われた。その後、代表(「生命のメッセージ展」鈴木共子氏)はその大学に入ったんです。息子の分も自分は生きると言って。すごいと思います。危険運転致死傷罪創設のきっかけとなった署名運動も彼女中心にやっていました。いのちについて考える機会を、若い人たちにとにかくもってもらいたいといろんな手法を思いつき実行しています」(本文より)
◆ペラギウス派と古代東方神学――具体的自由としての恩恵 16
 アウグスティヌスによるパラダイム転換  山田 望
(南山大学教授)
◆旧約聖書における共存と共生 5 アザブの逆説
 ――見捨てることと解き放つこと(出エジプト記19‐23章)  魯 恩碩
(国際基督教大学教授)
◆主日の福音を通してみことばを生きる 5 A年
 復活節第5主日~三位一体の祝日  山下 敦
(大分教区司祭)
◆ヘブライの言葉、キリストの物語(続編) 第16回 「わたしはある」という決意  高橋洋成(セム語〈ヘブライ語〉学者)

◆つうしん

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●2026年 6月号 信徒使徒職

巻頭特別企画

◆「霊における会話」ファシリテーションの方法を学ぶ(6)
 シノダリティにおけるファシリテーションの意味(2)――ファシリテーターの役割  小西広志
(フランシスコ会会員。日本カトリック司教協議会シノドス特別チームメンバー。瀬田教会主任司祭)
フォーラム

◆クリスチャン・シオニズムとは何か(1)  塚田重太郎(日本聖公会東日本教区聖マーガレット教会牧師、立教女学院チャプレン)
 「二〇二三年の一〇月にシオニスト国家によるガザのパレスチナ人に対する虐殺が始まって間もない時から、私は礼拝説教の中で、クリスチャン・シオニズムの問題に度々触れてきました。それは私にとって『二重の罪の告白』であり、避けて通ることのできないことでした。なぜなら私自身が、かつてはクリスチャン・シオニストだったからです。
 ところが、皮肉なことに、クリスチャン・シオニスト時代の私は、『クリスチャン・シオニズム』という言葉を知りませんでした」(本文より)

◆賛育会「赤ちゃんのいのちを守るプロジェクト」
 ――すべてのいのちが守られるために(3)  大江 浩
(社会福祉法人賛育会「赤ちゃんのいのちを守るプロジェクト」事務局長)
月間テーマ 信徒使徒職

◆「信徒使徒職に関する教令」公布50周年――その意義と私たちへの呼びかけ  田中 昇(東京教区司祭、日本カトリック神学院講師)
 「家庭では、誠実に人と向き合って生きること。職場では、倫理的に正しい判断をもって福音の精神で働くこと。社会の中では、責任をもってふるまうこと。文化や教育にかかわる時は、真実を見分け、それに仕えること。貧しい人に寄り添うこと。苦しい時にも希望を失わず、人を励ますこと。こうした毎日の生活そのものが、信徒使徒職の場なのです」(本文より)
◆信徒による福音宣教――シノドス流の実践として  レナト・フィリピーニ(聖ザベリオ宣教会会員、福岡教区宣教養成センター長)
連 載

◆風よ! 炎よ! 私にことばを! 45 追い込まれるシングルマザーたち 小林 剛(本誌編集長)
◆見失われた羊に寄りそって 17 エンパワメントによる支援  英 隆一朗(イエズス会司祭)
◆京・江戸・博多、そして巴里 50 大学教員というお仕事  南野 森(憲法学者・九州大学教授)
◆悲嘆とともに生きる――上智大学グリーフケア研究所に集う人びとと 5  髙多留美(上智大学大学院実践宗教学研究科特別研究員、専門スピリチュアルケア師)
「――洗礼受けて変わったことがありますか。
 何かが大きく変わったわけじゃないけど、自分以外の力に目を向けるようになったし、そうしたものの助けや気配に敏感になったように思います。あとは、少し力が入ってるなと感じたら、風を感じるイメージで、軽さや委ねる感覚を意識するようになりました」(本文より)

◆ペラギウス派と古代東方神学――具体的自由としての恩恵 17
 アウグスティヌスによるパラダイム転換の問題性――性欲/陣痛をめぐる論争  山田 望
(南山大学教授)
◆旧約聖書における共存と共生 6 落穂の神学
 ――取り尽さないという愛の作法(レビ記19章)  魯 恩碩
(国際基督教大学教授)
◆主日の福音を通してみことばを生きる 7 A年
 キリストの聖体~聖ペトロ 聖パウロ使徒  山下 敦
(大分教区司祭)
◆ヘブライの言葉、キリストの物語(続編) 第17回 「重い皮膚病」という規定  高橋洋成(セム語〈ヘブライ語〉学者)
 「そもそも、旧約聖書のヘブライ語『ツァラアト』は病気なのだろうか。レビ記13‐14章によると、ツァラアトは人にだけでなく、衣服や皮、織物や編み物、家の壁にも生じるという。黴のようであるが、その中でも広がりの早いものを指しているようだ。ツァラアトと診断された衣類は焼き捨てられ、石材は所定の場所へ廃棄される」(本文より)

◆つうしん


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●2026年 7月号 使徒的勧告『福音宣教』50周年(3)――宣教師に聞く(2)

巻頭特別企画

◆「霊における会話」ファシリテーションの方法を学ぶ(7)
ファシリテーションの実践上のポイント(1)  西村桃子(セルヴィ・エヴァンジェリー宣教者の会宣教師、第16回シノドス通常総会議長代理)
「ファシリテーションするにあたって、四つぐらいポイントがあると思いました。一つ目、主役は聖霊。ファシリテーターはファシリテートする人であり、グループの責任者、リーダーではありません。皆、ファシリテーターという気持ちで謙虚にファシリテートをするように呼ばれているのではないかと思います……」(本文より)
フォーラム

◆クリスチャン・シオニズムとは何か(2)  塚田重太郎(日本聖公会東日本教区聖マーガレット教会牧師、立教女学院チャプレン)
◆賛育会「赤ちゃんのいのちを守るプロジェクト」
 ――すべてのいのちが守られるために(4)  大江 浩
(社会福祉法人賛育会「赤ちゃんのいのちを守るプロジェクト」事務局長)
「中学生なのに、一人暮らしでした。薬局で買った妊娠検査薬で『陽性』だった、と。『妊娠のことを彼に知らせたら、「妊娠したお前が悪い」と言って、彼とはもう連絡がとれない。別居している母へ連絡したら、「自分で何とかしろ」と電話を切られた、と。お腹のなかに赤ちゃんがいることは、今(相談員)のお話で分かったけれど、財布には一四〇〇円しかなくて、食べられずに、水しか飲んでない。冷蔵庫にはマヨネーズしかない』と。未成年の母は、栄養不足による自身の健康と胎児の発育発達のリスクを抱えていました」(本文より)
月間テーマ 月間テーマ 使徒的勧告『福音宣教』50周年(3)――宣教師に聞く(2)

◆使徒的勧告『福音宣教』50周年(3)――宣教師に聞く(2) 日本への、日本での、日本を通した宣教の旅  ウィリアム・グリム(メリノール会司祭。元『カトリック新聞』編集長)
 「またある夜、(山友会の)シェルターで、信者でない学生ボランティアが、毎週金曜の夜に来て朝まで宿泊者の世話をしていた多国籍企業の社長と英語の練習をしていました。『なぜこんなことをするのですか? ボランティアは若者がすることであって、重要なビジネスマンがすることではないでしょう』。答えはこうでした。『私は仕事ではビジネスマンですが、常に一人の人間です。そしてケアをすることは人間がすることです』」(本文より)
連 載

◆見失われた羊に寄りそって 18 日本における解放の神学のダイナミズム  英 隆一朗(イエズス会司祭)
◆京・江戸・博多、そして巴里 51 お告げの巡礼  南野 森(憲法学者・九州大学教授)
◆悲嘆とともに生きる――上智大学グリーフケア研究所に集う人びとと 7 山口菜見子(白百合女子大学カトリック教育センター職員、スピリチュアルケア師)
◆ペラギウス派と古代東方神学――具体的自由としての恩恵 18
 アウグスティヌスによる神学的・教会論的パラダイム転換の問題性  山田 望
(南山大学教授)
◆旧約聖書における共存と共生 7 閉じられた手を、開くとき
 ――申命記15章に聴く、共生と隣人愛の物語  魯 恩碩
(国際基督教大学教授)
 「『手を閉ざす』という表現も味わい深いものです。原文の語感をたどると、『拳を握る』『手のひらを相手に見せない』というイメージが浮かんできます。私たちがお互いに手のひらを見せ合うこと。それは、武器を持っていないことの証しであり、相手を受け入れる姿勢の表れでもあります。逆に、手を閉じるとは、自分の持ち物を守り、相手との間に見えない壁を築くことです」(本文より)
◆主日の福音を通してみことばを生きる 8 A年
 年間第14主日~年間第17主日  山下 敦
(大分教区司祭)
◆ヘブライの言葉、キリストの物語(続編) 第18回 「妬む神」という熱情  高橋洋成(セム語〈ヘブライ語〉学者)
◆つうしん


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●2026年 8・9月号

巻頭特別企画

◆「霊における会話」ファシリテーションの方法を学ぶ(8)
ファシリテーションの実践上のポイント(2)  西村桃子(セルヴィ・エヴァンジェリー宣教者の会宣教師、第16回シノドス通常総会議長代理)
◆「霊における会話」ファシリテーションの方法を学ぶ 番外編(1)
 ファシリテーション実践レポート(1)  編集部

フォーラム

◆クリスチャン・シオニズムとは何か(3)  塚田重太郎(日本聖公会東日本教区聖マーガレット教会牧師、立教女学院チャプレン)
「ユダヤ人シオニズムはユダヤ教から生まれたのではなく、世俗的ユダヤ人民族主義国家創設運動として始まったという歴史的事実は、ほとんど知られていません。……『私は神を信じない。ユダヤ教という宗教も信じない。我々は、ゲットーとその迷信から解放された新しいヘブライ人を創造しなければならない』『我々は新しい民であり、新しい国民である。ゲットーの中で我々を弱体化させてきた古い律法や習わしなど、我々には必要ない』『我々は、土地を奪うために聖書が必要なのだ』」(初代シオニスト国家首相ベン・グリオン)」(本文より)
◆ラウダート・シ部門のアクションの分析  ポール・マッカーティン(聖コロンバン会会員、エコロジー・正義・平和担当)
月間テーマ 教皇レオ14世

◆教会のためのレオのロードマップ オースティン・アイヴァリー(カトリック史研究者・ジャーナリスト。)
 「(教皇)フランシスコにとって、教会はローマ教皇庁を筆頭に、このスタイルを体現しなければならなかった。打算的・取引的な、非人間的な権力のはびこるこの時代に、人々が神を探しに来るとき、彼らの心が切望して見出すのは、この神的な特質である。すなわち、支配すること(potestas)ではなく仕えること(ministerium)であり、この時代の「使い捨ての文化」とは対照的な「優しさの文化」である。そして、このスタイル、特にフランシスコの流れがレオへと溢れ出しているのを私は感じている」(本文より)
連 載

◆見失われた羊に寄りそって 19 ネットワークから生まれるつながりと新たなリーダーシップ  英 隆一朗(イエズス会司祭)
◆京・江戸・博多、そして巴里 52 多数派の専制  南野 森(憲法学者・九州大学教授)
◆悲嘆とともに生きる――上智大学グリーフケア研究所に集う人びとと 8 森 明子(看護師、公認心理師、スピリチュアルケア師、栄養士)
 「しっかりしていた方が、少しずつ自分でできなくなっていく。でも私は、魔法使いのように元の状態へ戻すことはできません。何もできないように感じ、どのように声をかければよいかも分からず、病室の扉をノックすることさえ怖くなりました。自分の限界を痛感し、辞めるか、学ぶかしかないと思いました。そこで上智大学グリーフケア研究所を見つけ、すぐに学び始めました。本当に学んでよかったと思います」(本文より)
◆ペラギウス派と古代東方神学――具体的自由としての恩恵 18
               ペラギウス派による女性信徒観   山田 望
(南山大学教授)
「ペラギウスは、当時の貴族の花嫁が身を着飾った様子を生きいきと描き出しながらも、まったく逆に、霊的豊かさで身をまとい尽くすことへとデメトリアスの思いを導こうとする。ペラギウスは、忌避すべき装飾品で身を飾ることを敢えて描きつつ、何も身につけていない素のままの姿、すなわち霊的美しさで装われることの方が、はるかに崇高なものであることを、独特の修辞的表現により描き出している」(本文より)
◆旧約聖書における共存と共生 8 見ない振りをしない、ということ
 ――力を貸して、彼と共に(申命記22章)  魯 恩碩
(国際基督教大学教授)
◆主日の福音を通してみことばを生きる 9 A年
 年間第18主日~年間第26主日  山下 敦
(大分教区司祭)
◆ヘブライの言葉、キリストの物語(続編) 第19回 「男子」という想像力  高橋洋成(セム語〈ヘブライ語〉学者)
◆つうしん


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